アラン・ルナルダ・ファッシュ
ビュジェ村の手前の急な細い山道を数百メートル登り、小さな橋を渡ると人口115人、ワイン生産者5件のときおり霧に包まれる美しいメリニャ村に到着します。5代目のアラン・ルナルダ・ファッシュは、現在当主6代目の息子のエリーさんに引き継ぐ古くからの生産者です。長年に渡りビュジェ・セルドンの品質を広く理解してもらおうと様々な努力を続けてきましたが、2010年(2009年産)から”AOCビュジェセルドン”が名乗れるようになり「ここまでくるのに大変だったよ」と当時は喜びを噛みしめて語っていました。
この”メソードアンセストラル”がシャンパーニュと違いリキュール添加、補糖が認められていない所を非常に重要視して区別しています。作り方は昔から変わらず自然に任せていますが2009年には、自社畑の一部プルサール4haとガメィ8haを「AB=アグリカルチュール・ビオロジック」に申請中です。ビュジェセルドンの生産者は、現在40人。メリニャ村には、そのうち5件の生産者のみですが、ルナルダは中でも一番広く畑を所有しています。古くは、USA,オランダ、ベルギーに輸出され、最近はカナダ、オーストラリア、イギリス、そして日本からも多くの需要がある人気のドメーヌです。
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