Benoit Rosenberger
●Bast que n’en veisse/2022(バスト・ク・ノン・ヴェイズ2022年:ガメイ40%、ピノ・ノワール40%、シャルドネ20%)赤 2026年2月リリース
【2025年7月入荷】王冠:ガスはありません
ガメイとピノ・ノワールを一緒に全房で10日間マセラシオン。プレス後に、ダイレクトプレスしたシャルドネとブレンドして、ファイバータンクで11ヶ月間の発酵と熟成。
濁りのある仄かにオレンジがかった中程度の赤色。ドライ苺や熟した新鮮な苺、ソルダムといった赤い果実に、ポプリやドライハーブ、赤紫蘇、腐葉土、竹炭、仄かなフュメ香が加わり、甘やかな果実の中に少し落ち着きのあるニュアンスが漂います。
しなやかなミディアムライトタッチで、熟したプラムや苺を皮ごと搾ったようなジューシーな果実味と旨みが調和し、軽やかに口中へと広がります。ソルダムを想わせる引き締まった酸や、ピンクグレープフルーツのような爽やかなほろ苦さがアクセントとなって全体を引き締め、さらにスモーキーさやドライフラワーの風味が重なります。次第に骨格と奥行きを感じさせる余韻へと導きます。抜栓2日目には果実味のバランスがやや崩れるように感じられるため、抜栓当日にお召し上がりいただくことで、果実の甘みや風味、旨み、複雑性が調和した味わいをお楽しみいただけます。


●SoleRat de Cave/NV18・20・22(ソレラット・ドゥ・カーヴNV18・20・22:ガメイ・ドーヴェルニュ)赤 2026年2月リリース
【2025年7月入荷】王冠:ガスはありません
Rat de CaveにSoleraをかけて名付けられたワイン。2018年ヴィンテージは樽発酵に長い時間を要し、2020年のマールを通した後、さらに3年半を経て2024年春に発酵が終了。ダムジャンヌで熟成していた2020年と2022年のワインをブレンドし、2024年8月瓶詰め。
濁りのある仄かにオレンジがかった淡い赤色。ドライ苺やフランボワーズ、グレナデンシロップ、プラム、小梅などの赤い果実を主体に、赤い小さな野バラやドライフラワー、赤紫蘇、土、煙、仄かなスモーキーさが調和します。口に含むと、ピュアな果汁を想わせる瑞々しいミディアムライトタッチで、清らかに沁み渡ります。喉にごく軽い揮発酸が感じられますが、ソルダムのような張りのある酸と溶け合い嫌味がなく、むしろ可憐な赤い果実の風味やジューシーさを引き立てています。そこに仄かな塩味が抑揚を与え、カルダモンやナツメグのスパイスが爽やかさと深みを添えます。次第にバラの華やかさ、ドライフラワーやスモーキーなニュアンスが折り重なり、味わいはさらに複雑さと充実感が増していきます。余韻には、どこか梅かつおを想わせる旨味が長く残ります。


●Reloup des Vignes/2022(ルルー・デ・ヴィーニュ2022年:ガメイ・ドーヴェルニュ)赤 2026年2月リリース
【2025年7月入荷】王冠:ガスはありません
2020年と2021年にルー・デ・ヴィーニュを造れなかったことから、「Re(=再開)」を冠し、ルー・デ・ヴィーニュの再開を表したワイン名。
全房で10日間マセラシオン。樽で22ヶ月間の発酵と熟成。
薄濁りのオレンジがかったやや淡い赤色。ドライ苺やフランボワーズ、ダークチェリーのコンポートなどの充実した果実と、張りのある酸をもつ野苺やザクロの瑞々しさが溶け合います。そこに、ローズヒップやドライフラワー、赤紫蘇、ルイボスティー、コリアンダーなどの爽やかなスパイス、ピンクグレープフルーツのほろ苦さ、僅かなフュメ香が奥行きを与えます。繊細なライトタッチで清らかに流れるような飲み心地。優しい甘みを舌先に残しながら、旨みを伴う赤い果実の風味が大きく膨らみます。次第に、バラを想わせる上品な華やかさ、スパイスやピンクグレープフルーツの清涼感とほろ苦さ、さらにスモーキーなニュアンスが重なり、味わいに抑揚と深みをもたらします。ピュアで愛らしい表情と、トーンを抑えた落ち着きのある印象を兼ね備えた、旨みに満ちた仕上がりです。


2026-02-19 by
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