Eric Dubois – Chateau La Franchaie

●Lapin Blanc/2018(ラパン・ブラン:シュナン・ブラン)白 2021年6月リリース

【2020年4月入荷】
シスト・砂岩土壌の樹齢約25年の葡萄。ダイレクトプレスの後、小樽発酵・熟成。
キラキラとしたレモンイエローの色合い。僅かに還元的な香りが感じられますが、スワリングで解消される程度で、口に含むと感じることはありません。白い花や柑橘のような香りに、飴を軽く焦がしたような仄かに芳ばしいフュメ香や樽由来のバニラ香、どことなくクリームブリュレのような雰囲気を感じさせます。柔らかく優しい口当たりで、香りに感じられた果実の風味や華やかさ、芳ばしさなどが調和よく絡み合いながら広がります。レモンのようにピンと張った酸が引き締まった印象と輪郭を与え、風味の豊かさとまろやかさを活かしつつ、コクの中に上品な様子も加わりアフターには僅かながら塩味が残ります。

●Volatiles/2018(ヴォラティル:シュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン各20%)赤

2021年6月リリース

【2】<ヴォラティル2018年>【2020年4月入荷】
シスト・砂岩土壌の樹齢約20〜30年の葡萄。全房の葡萄を10日間のマセラシオン。ステンレスタンクで醸造・熟成。
淡く鮮やかな赤色。香りや色合いからも軽やかなイメージが湧き上がります。野山で野いちごを頬張るような自然の景色が浮かぶ印象で、熟した赤い果実の素朴さと可愛らしさが混ざり合うような香りがふわりと漂います。少し舌先にピリッとしたガスがあたりフレッシュ感を想わせ、瑞々しく軽快なタッチで喉の渇きを潤すような飲み心地で広がります。それでいて、若々しすぎず程よく落ち着きが感じられます。熟した新鮮な果実の風味と果汁が溢れ出るようなジューシー感、仄かな甘みの中に、赤すぐりやザクロを想わせる溌剌とした酸が感じられ清らかで負担のない味わいです。
●Posson Rouge/2018(ポッソン・ルージュ:カベルネ・フラン)赤 2021年6月リリース
【2020年4月入荷】
シスト・砂岩土壌の樹齢約25年の葡萄。除梗した葡萄を9日間のマセラシオン。ステンレスタンクで醸造・熟成。
深いルビー色。いちごや赤いプラムのコンポートやフランボワーズソースなど凝縮しか赤い果実の香りに、お香やドライフラワー、生花店のバラや紫の花など生花の茎や葉のついた花々を想わせる、華やかさと仄かに青みがかった香りが混ざり合います。柔らかく滑らかなタッチで、色とりどりの花のような芳醇な香りとエキスの詰まった赤い果実の風味が口中を埋め尽くすように広がります。心地よい張りのある酸は軽やかさを感じさせスムーズに奥へと導き、凝縮した若い果実の風味を想わせながら、上品で妖艶な印象を残します。時間の経過で香りは更に膨らみ、酸や果実味などのバランスも一層整っていきます。密度の高い果実の風味と伸びやかな酸、凛とした佇まいやエレガントな雰囲気など非常にバランスの取れたミディアムな仕上がりです。
●Cab’haut/2018(キャブ・オー:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン)赤 2021年6月リリース
【2020年4月入荷】
シスト・砂岩土壌の樹齢約20〜25年の葡萄。除梗した葡萄を34日間のマセラシオン。ステンレスタンクで醸造・熟成。
ビロードのバラをイメージするような深い赤紫色。カシスリキュールを想わせる引き込まれるような凝縮した深い果実の香り。アタックは優しくしっとりと滑らかなタッチで、澄んだ酸が暗闇に一点の光がさすように先へと誘い、色合いや香りに比べ軽やかにさえ感じられるスムーズな飲み心地です。甘さは控えめながらカシスリキュールのような凝縮した果実味とそれに伴う甘い風味が感じられ、充実した密度の高い果実味がストレートに広がり、酸やシルキーなタンニン、余韻の長さなど、非常にバランスのとれた仕上がりです。ポッソン同様に若さも感じさせる果実味と、ブレがなく上品で安定感のある味わいの中に、しっかりと主張や個性が感じられます。
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