Gérald & Jocelyne Oustric – Le Mazel

●Charbonnieres/2020(シャルボニエール2020年:シャルドネ)白 2023年4月リリース

【2022年8月入荷】王冠
やや淡いレモンイエロー。黄柑橘のピール菓子やマスカットキャンディなどの甘く爽やかな果実の香りに、火打ち石、シュクレフィレを想わせる仄かに芳ばしい香りが伺えます。口に含むとフルーティーで甘酸っぱい果実の風味が香りからの印象よりも遥かに大きく膨らみます。やや残糖を感じますが、黄柑橘のコンポートやピール菓子、熟したマスカットなどの清涼感のある果実味やピールのようなほろ苦さ、伸びやかな酸が溶け込むことにより重すぎる印象は受けず、アフターは可憐な果実の足跡を残しながらスッキリとキレの良さを感じます。現在はごく僅か舌先をかすめる微細なガスがあたりますが、この先発酵が進み辛口傾向になるにつれて、もう少しガスが感じられるようになるかもしれません。
●Vin de Soif/2021(ヴァン・ド・ソワフ2021年:グルナッシュ、シラー)赤 2023年4月リリース
【2022年8月入荷】
やや淡いルビー色。苺やフランボワーズ、ザクロなど熟した新鮮な果実や赤い果実のドライフルーツが混ざり合う香りを主体に、ブラックベリーなど黒系果実、すみれの花、土、カルダモンやクローブなどのスパイスを想わせる香りが加わり、スワリングすると更に甘く芳醇な香りが引き立ちます。優しく搾った果汁のように雑味のない清らかな飲み心地で、ジューシーな果実味が膨らみます。徐々に黒系果実のやや充実した風味やクローブ、オールスパイス、コリアンダーなどのスパイスの風味が抑揚やコク、深みを与えるように重なっていきます。喉を潤すような軽快な飲み心地はそのままに、溌剌とした果実の印象から奥行きを感じさせる風味へと変化し、リズム感のある仕上がりです。
Briand/2018(ブリオン2018年:グルナッシュ)赤 2023年4月リリース
【2022年8月入荷】王冠:ガスはありません
ルビー色。フランボワーズソースやドライフルーツなど緻密さが伝わってくるような充実した赤い果実の香りに、赤い野バラ、酸のある新鮮な苺を想わせる香りが加わり、香り高く上品な印象が伺えます。滑らかな質感で軽やかに口中へと流れ、苺やフランボワーズを頬張った時のようなジューシーで引き締まった若々しい果実味と、華やかでこなれ感のある様子が溶け込み、繊細で綺麗な赤い果実の風味が膨らみます。アフターには熟した葡萄の果皮をかじったようなフルーティーなタンニンや風味が僅かに残り、愛らしい印象を感じさせます。
●Larmand/2011(ラルマンド2011年:シラー)赤 2023年4月リリース
【2022年8月入荷】
オレンジがかったやや淡い赤色。苺のコンフィチュールや赤い果実のドライフルーツなどやや凝縮感のある赤い果実の香りに、ドライいちじくやデーツ、バラのドライフラワー、腐葉土など深みや複雑性を感じさせるような香りが加わります。醸造から約11年の時を重ね今もなお、畑で熟した葡萄を皮ごと頬張った甘やかでジューシーな様子を思い起こさせるようなフレッシュ感、瑞々しささえ想わせる冷涼なアタックで驚きを覚えます。次第に香りに感じられたドライフラワーやフルーツなど、熟成由来の複雑な風味が果実味と調和しながら膨らみ、深く奥行きのある味わいが広がります。一瞬喉にあたる揮発酸を感じますが、新鮮さを覗かせる果実味と複雑性に富んだ風味が絡み合い、口中を充実感で満たし余韻が長いため、突出して感じることはありません。
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