Jean-Christophe Garnier

●Justices/2022(ジャスティス2022年:シュナン・ブラン)白 2023年11月リリース

【2023年7月入荷】
樹齢約30〜50年、シスト土壌。ダイレクトプレスの後、ファイバータンクで8ヶ月間発酵と熟成。
やや濁りのある淡い黄色。硬めの白桃や洋梨、晩柑などの香り高い果実の香りに、加えてレモンピールやレモンバーベナなどの爽やかな香りが伺えます。和柑橘を皮ごとギュッと搾ったようなほろ苦く爽快な風味とジューシー感、芳醇な香りを放つ白桃やフレッシュハーブなどのニュアンスがバランス良く溶け込み、旨味を伴いながら大きく口中へと広がります。キリッと引き締まった柑橘系の酸が、清涼感のあるかぐわしい果実の風味を支えながら、若々しく溌剌とした果実味を引き立て、アフターにかけてミルクティーのような風味が仄かに感じられ、柔らかい印象を残します。
●Rouchefert/2022(ロッシュフェール2022年:シュナン・ブラン)白 2023年11月リリース
【2023年7月入荷】
樹齢約7年、粘土がやや多めで石や砂の混ざった土壌。ダイレクトプレスの後、ファイバータンクで6ヶ月間発酵と熟成。
淡いレモンイエローの色合い。晩柑やレモン、ライム、青みかん、白桃、黄プラム、黄桃などの果実の香りに、レモングラスなどのフレッシュハーブの爽やかさ、白い花の華やかな印象、加えて、僅かながら木の皮やフュメ香が感じられます。瑞々しささえ想わせる清らかな飲み心地で、キレのあるシャープな酸が小気味良く伸びやかに先へと誘います。口中に膨らむ果実味は柑橘の爽快な印象から徐々に充実感が増していくように、黄桃やプラム、黄桃の核などの香ばしさなどが感じられ、豊かな風味が留まります。飲み心地やアタックの果実味はスッキリとした軽快な様子で、アフターにかけて現れるやや凝縮した果実味やピーチティーのような深み、仄かな塩味が抑揚をつける張りのある辛口の仕上がりです。

●13 Vents/2022(トレーズ・ヴォン2022ねん:シュナン・ブラン)白 2023年11月リリース
【2023年7月入荷】

樹齢約40年、シスト土壌。ダイレクトプレスの後、ファイバータンクで6ヶ月間発酵と熟成。
やや青みがかった淡い黄色。白桃や黄桃、プラム、硬めの洋梨、文旦、青りんごなどの果実香に、レモンバーベナやレモンピールの爽やかさ、木の皮などの芳ばしい香りが加わります。キラキラとした透明感を想わせる雑味のない飲み心地で、僅かに舌先をかすめるガスが感じられ溌剌とした印象を与えます。ほどよい甘みが舌先を包み馴染みやすいアタックで、柑橘系の爽快感に溢れた果実味にキレの良いりんご酸がバランス良く溶け込みフレッシュ感を掻き立てます。口中に膨らみゆく中で徐々に黄桃の核のようなフルーティーな芳ばしさや旨味が重なり、深みや奥行きが感じられます。アフターには仄かにミルクティーのようなまろやかなニュアンスが抜け、円みのある柔らかい印象を残します。
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