Louis Julian

●rouge 12.5%/NV24/1000ml(ルージュ12.5%:グルナッシュ、シラー、メルローで約80%、その他30種ほどで20%)赤 2026年3月リリース

全房で3週間マセラシオン。プレスジュースは濾過してからフリーランジュースとブレンド。その後コンクリートタンクで15ヶ月間の発酵と熟成。
ルビー色。ブラックベリーやカシスなどの芳醇な黒系果実に、赤や黒のミックスベリーの果汁や赤いベリーソースを想わせる甘酸っぱい香り、紅茶の華やかさが溶け合い、さらにカルダモンやコリアンダーなどの爽やかなスパイスのニュアンスが加わります。角の取れた柔らかなミディアムタッチで、瑞々しい果汁に熟した黒系果実を漬け込んだような軽快感と充実感が調和しながら、伸びやかに広がります。時折顔を覗かせる赤い果実が可憐な印象を添え、緻密で心地よいエキスに重なる紅茶のニュアンスが上品な奥行きをもたらします。黒葡萄を皮ごとかじったような仄かなビター感ときめ細かなタンニンはほどよい骨格を形づくり、さらに僅かに感じられるレーズンなどのドライフルーツの風味がコクや深みを与えています。若々しさと親しみやすさ、そして透明感のある洗練された印象が調和した仕上がりです。
●rouge 10.5%/NV25/1000ml( ルージュ10.5%:アラモン、サンソー、カリニャン、カベルネ・ソーヴィニョン)赤 2026年3月リリース
アラモン、サンソー、カリニャンを全房で3週間マセラシオン。カベルネ・ソーヴィニョンはダイレクトプレスをし、シラーの果皮に数日間漬け込み色を抽出。ブレンド後、コンクリートタンクで3ヶ月間の発酵と熟成。
やや淡いルビー色。赤や黒系のミックスベリーの果汁、苺のコンフィチュールやベリーソースを想わせる瑞々しく充実感のある果実に、赤や紫の花々の華やぎやカルダモンの爽やかなニュアンスが重なり、フレッシュで生き生きとした印象を受けます。軽快なライトタッチで、喉を潤すように滑らかに沁み入ります。舌先に優しい甘みを残しながら、口中にはピュアで雑味のない果実味に、スパイスや花々などの風味が幾層にも折り重なりながら、伸びやかに広がります。飲み心地が良く、親しみやすくチャーミングな果実味を存分にお楽しみいただけるスタイルです。
 
*ルイ・ジュリアンからのコメント
「軽めなワインの需要が伸びていることから、Rouge 10.5%の生産を増やしました。そのためには例年のカリニャン、アラモンそしてサンソーに加える新たな要素が必要で、この土地では晩熟のカベルネ・ソーヴィニョンに注目しました。糖度がアルコール換算で約10%に相当する段階で収穫、ダイレクトプレスして果汁だけをシラーの搾りかすに数日間漬け込みました。発酵中で温かみを帯びた搾りかすが果汁に色調を与えるとともに、未熟なカベルネ由来の青みがかったニュアンスも和らげました。これは私の提案による試みで、醸造に関わる息子たちや、生産者でもある娘と義理の息子も当初は半信半疑でした。しかし私の経験では、温度差のある果醪の接触は未熟なタンニンを丸くする効果があるのです。あとの評価はお客様に委ねるしかありません。」
●blanc/NV25/1000ml( ブラン:ユニ・ブラン、ソーヴィニョン・ブラン、グルナッシュ・ブランで60%、その他ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、シャルドネ、リスタン、ヴィラール・ブラン、フォリニャン、クラリン(カリニャン・ブラン×サンソー・ノワール)などで40%)白 2026年3月リリース
ダイレクトプレス。コンクリートタンクで3ヶ月間の発酵と熟成。
やや淡い黄色。白桃やりんご、硬めのパイナップル、レモン、文旦、黄柑橘のピール菓子を想わせる芳醇な果実に、レモンバーベナやセルフィーユなどのフレッシュハーブの清涼感、白い花の華やかさが調和し、香り高く立ち上ります。透明感のある瑞々しく清らかな飲み心地。フルーツポンチを想わせるトロピカルな風味に、柑橘やハーブの爽やかさ、旨みが溶け込み、小気味よい酸が溌剌とした印象と軽快感をもたらしながら、口中へと大きく膨らみます。柑橘ピールや内皮のほろ苦さがアクセントとなり、フルーティーな風味を引き締め、抑揚のある優しい辛口の仕上がりです。
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