Jean-Francois Chene – La Coulee d’Ambrosia
●Mon Eurydice 1ere mise/2017(モン・ユリディス2017年1回目の瓶詰め:シュナン・ブラン)白 2025年10月リリース
【2023年12月入荷】
ダイレクトプレス。オリオニードに使用された古樽で約21ヶ月の発酵・熟成。熟成中に産膜が張ることを避け、ミネラル感や果実味を残し樽由来の奥深さと調和させるために、7回のウイヤージュを行いました。2019年6月25日に1回目の瓶詰めを行ったワインで、JANコード余白部分に1ere mise 190625と記載しております。
黄みがかった黄金色。白レーズン、りんごやアプリコットのコンフィチュール、カルヴァドス、焼きりんごといった凝縮感のある果実香に、蜂蜜、ビターカラメル、シナモン、キノコ、仄かに鉄分のニュアンスが加わり、コク深く複雑な印象を受けます。舌先をピリッと刺激するガスが感じられ、張りのある酸が全体を引き締めます。瑞々しささえ感じられる伸びやかな飲み心地で、ほどよい甘やかさを伴う葡萄のリキュールや白レーズの中心部を想わせる緻密な果実の風味が、馴染むように広がります。オードヴィーのようなリッチな風味に、次第にビターカラメルやメープルシロップのほろ苦さ、カレースパイスといった熟成や軽い酸化由来の風味が重なり、旨みが幾重にも絡み合い、奥行きのある複雑な余韻が長く続きます。


●Mon Eurydice 2eme/2017(モン・ユリディス2017年2回目の瓶詰め:シュナン・ブラン)白 2025年10月リリース
【2024年12月再入荷】
2024年4月に販売いたしましたアイテムの再入荷となります。
ダイレクトプレス。オリオニードに使用された古樽で約21ヶ月の発酵・熟成。熟成中に産膜が張ることを避け、ミネラル感や果実味を残し樽由来の奥深さと調和させるために、7回のウイヤージュを行いました。2020年5月20日に2回目の瓶詰めを行ったワインで、JANコード余白部分に2eme mise 200520と記載しております。
ややオレンジがかった濃い黄色。アプリコットやプラム、りんごのコンフィチュール、白レーズン、オレンジピール、梅酒を想わせる凝縮感のある果実に、ビターカラメルやメープルシロップ、パンデピス、シナモン、ブランデーを効かせたフルーツケーキといった香りが重なり、複雑でコク深い香りが漂います。口に含むと、白レーズンの中心部や梅酒に漬け込んだ梅を想わせる充実感と、雑味のないエキスの詰まった豊かな果実味が、張りのある酸に支えられながら清らかに広がります。口中を包み込むようなリッチな様子には、軽く火を通した果実やドライフルーツなどの緻密さ、甘やかな風味に加え、ビターカラメルやフュメ香、カレースパイスといいた軽い酸化由来のコクや旨みが重なり、オードヴィーのような深みのある印象を残します。瑞々しささえ想わせる冷涼な飲み心地でありながら、豊かな果実味と奥深い魅惑的な要素が溶け合い、時間をかけてゆっくりと味わっていただける仕上がりです。


2025-10-22 by
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