Louis Julian

*ラベルのヴィンテージ表記がGJ19など、Lot GJ20ではではないものがございます。
大変申し訳ありませんが、GJ20以外の表記のものに関しましては、お客様ご自身で2020年ヴィンテージを把握できるように記載などのご調整をお願い致します。

●rouge 12%/2020/1000ml(ルージュ12%:メルロー、シラー、カリニャンで約80%、他40種ほど)赤 2021年7月リリース

【2021年6月入荷】

紫がかった鮮やかな赤色。熟した黒系果実から放たれるような豊かな香りに、ほんのりと黒糖やドライプルーンなど深みを感じさせる香り、白胡椒やカルダモンのような爽快感のあるスパイス香がアクセントのように感じられます。口に含むとやや充実感のある香りの印象に比べ軽やかなタッチで、果汁溢れるようなジューシー感と瑞々しさが感じられます。徐々に果実のエキス感は凝縮した様子を膨らませながらしっかりと口中に留まり、アフターには完熟した黒葡萄を皮ごと噛んだような強い風味ときめ細かいタンニンが僅かに残ります。軽快で明るく若々しい果実味とワインらしい抑揚を楽しめる馴染みやすい仕上がりです。

●rouge 10.5%/2020/1000ml(ルージュ10.5%:アラモン主体、サンソー、カリニャン、ユニ・ブラン)赤 2021年7月リリース

【2021年6月入荷】

仄かに紫がかったやや淡い赤色。熟した小さな黒や赤系の果実が混ざり合うような果実香に、紫の花々を想わせる華やかな香り、カルダモンなど爽やかでエキゾチックなスパイス香が感じられます。口に含むと清らかでスムーズな飲み心地で、張りのある溌剌とした酸が全体を支えながら、摘みたての熟したミックスベリーを想わせる果実味が大きく広がります。気付けば体に沁み込んでいるようなソワフ感がありながら、足跡を残すように細かなタンニンが僅かに感じられ、良く熟した黒葡萄の果皮から薫ってくるかのようにフルーティーな風味が鼻腔に抜けていきます。

●blanc/2020/1000ml(ブラン:ユニ・ブラン60%、他ヴェルメンティーノ、フォルブランシュ、クレレットなど)白 2021年7月リリース

【2021年6月入荷】

仄かに濁りのある中程度の黄色。白桃やプラム、洋梨、枇杷など優しく薫る熟した果実香に、柑橘や白い花のニュアンスが加わります。フレッシュ感を掻き立てるような舌先をピリッとかすめるガスがあたり、角の円い穏やかな口当たりで、香り高い果実味と華やかな印象がふんわりと広がります。新鮮なりんごや柑橘のようなスッキリとした酸、そして柑橘の内皮を想わせるほろ苦さを伴い、芳醇な中に爽やかさと軽やかさを与え、旨味感のあるフルーティーな辛口の仕上がりです。

●rose/2020/1000ml(ロゼ:アラモン主体、グルナッシュ、グルナッシュ・グリ、ユニ・ブラン)2021年7月リリース

【2021年6月入荷】

仄かにオレンジがかった淡い赤色。姫りんごやさくらんぼを想わせる果皮の赤い果実の香りが感じられ、スッキリとしたイメージが湧く香りが漂い、スワリングすると甘やかな果実香が膨らみを増します。白ワインのように伸びやかで瑞々しく軽快な飲み心地で、クランベリーやアセロラのような引き締まった酸と共に、香りに感じられた姫りんごなどの果実味が広がります。軽やかなだけでなく赤い果皮を想わせるタンニンが僅かに残り芯のしっかりとした様子が伺え、甘さは控えめでシャープな辛口。キリッと冷やして木漏れ日の下で楽しみたくなるような溌剌としたスタイルです。

by
関連記事